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メガ・パープルに見る"商品の見た目"

  • 執筆者の写真: peko
    peko
  • 2023年1月28日
  • 読了時間: 2分



今日は赤を開けよっと、グラスに注いだワイン。匂いを嗅いでむむむ?! テイスティングして、あぁ・・(涙)久しぶりに奴に出会ってしまった。。そう、メガ・パープルである。といっても、原液をテイスティングしたことはないので、ほぼ確信しているけれど、私がそう思ってる奴だ。



メガ・パープルとは何者か?

ルビー・レッドと呼ばれる身も赤いぶどう品種で、この果汁を濃縮したもの。主にカリフォルニアのセントラル・ヴァレーで栽培されており、1970年代初頭から存在。目的は淡い色の赤ワインを濃くするためのものだが、残糖68%もあり、ほんのわずかの使用でも色・風味・甘さがガラリと変わる。



カリフォルニアでは、安いワインでも見た目の色が濃く、味わいが甘ければ売れていたので特に低価格ワインに使われるようになった。現在ももちろん現役で、年間1万ガロン(約38,000𝓁)が販売されているそうなので、広く使われている。

添加物と言えども濃縮ぶどうジュースであり、タンニンや酒石酸、ショ糖などと同様記載の義務はない。使用を認めるワインメーカーはほぼいないので、正確にはどのワインに使われてるのかは分からないが、安いワインのみならず、プレミアム価格帯や、ヨーロッパでも使われている。



見た目、味わいに満足する、違和感のない人ならばいいけれど、なぜか私は異様にこれに反応してしまい、ブショネみたく飲めなくなる。

今まで出会ったこれ入りのワインと思われるものは、すべて3000円以上のワインたち。日本で3000円ならば現地ではもっと安いのだけど、信頼していたワイナリーに裏切られたような気持ちになるのは悲しい。。

どうもこれが入っていると、どれも同じワインになるのよね・・

あ、有機認証とか取ってるワイナリーでも使ってるんだぁ と知ると、自然って何? そのワイナリーの方向性が歪んで見えてきた。


[補足]: 飲料大手のコンステレーション・ブランズは、メガ・パープルを含む濃縮グレープジュース事業をヴィー・デル・カンパニーに売却 (2020.6)

Mega Purple,Mega Red,Mega Naturalなどがある。

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